「香水の付け方がいまいち分からない…」
「香水デビューしたいけど付けすぎて逆効果にならないか心配…」
上手に香水を使いこなすと香り高い魅力的な男になりますが、使い方を間違えると”香害”になってしまいます。
そこでこの記事では、
- 香水の付け方(付ける量・場所・タイミング)
- 香水を付ける時の注意点
- 年代別におすすめの香水
を紹介。この記事を読んで、香りのパワーを最大限に引き出せる香水の付け方を覚えてくださいね。
ベストな香水の付け方は男女で違う!
香水は体温によって温められることで、成分が揮発して香りが広がります。体温が高いほうが香りが強くなります。
平熱が高い男性が女性と同じような香水の付け方をしてしまうと、匂いが強くなり不快感を与えてしまいます。男性が香水を使う時には、女性向けの利用法ではなく、男性の体に適した付け方を知っておくことが大切です。
【香水の付け方】4つのステップで気高い香りを纏おう
同じ香りの香水を使っても、使い方次第で相手に与える印象は変わります。上手な香水の使い方は主に4つのステップがあるので、1つずつ理解していきましょう。
香水を上手に使う4ステップ
1.香水の付け方で香りは変わる
まずは、香水を付ける時のもっとも基本となる「付け方」について説明します。
様々な付け方がありますが、それぞれに良さがあります。付け方ごとの特徴を押さえて、上手に香水が使えるようになってください。
手首に出して体に付ける
もっとも一般的な付け方が、香水を手首に出して体に付ける方法。手首に付けてから、体の各部位に付けるようにすれば、少量ずつ各部位に付着させることができます。
体のあちこちから香りを感じさせたいという時に向いている使い方で、香水初心者の人でも使える方法です。手首に先に付けてから各部位に分散させれば、香りの一点集中を防げます。
空気中に出してくぐる
香りを体全身にまといたい時には、空気中に香水を出してくぐるという方法がおすすめです。空気中に香りが広がるので、香りのシャワーを浴びるようにして香水を付けることができます。時間がかからない付け方で、お出かけ前の時間がない時に向いています。
ただし、上半身に香水が付くので、強い香りは避けましょう。爽やかで香りが薄い種類の香水なら、空気中に出してくぐる付け方が適しています。
素肌に直接つける
体の各部位に直接香水を付ける方法は、一か所に香りをつけてそこから香りを広げる方法です。そのため、体のどこに付けるかで香りの広がり方が大きく変わります。この後解説する「香水を付ける場所を決める」で付ける場所による違いを確かめてくださいね。
また、素肌に直接つける場合は、付けた後にしっかりと乾かしてから衣類を着るようにしてください。布に付くと紫外線を浴びた時に変色の原因になります。
香水をこすって付けるのはNG!
香水を付けた場所をごしごしとこすって、香りを体に付着させるのは絶対NG。香り成分が一気に揮発してしまうため、長く香りを楽しめません。
香水を体に付けた後は、水分が蒸発するまで触らずにおきましょう。待っていれば自然に乾きますよ。
2.香水を付ける量を調整する
香水の付ける量の目安としては、基本的に1〜2プッシュで十分。特に、香水を使い慣れていない男性は、「少ないかな?」と思うくらいにするのがおすすめです。
また、同じ香水を長く使っているとそのニオイに対する嗅覚がマヒしてくるので、香水を付け過ぎになりがちです。自分で香りがはっきりと分かる場合は、香水の付けすぎと考えましょう。
ほんのりと香りがする程度にすれば、周囲の人は丁度良いと感じますよ。
3.香水を付ける場所を決める
香水は体温次第で香りの広がり方が変わります。体温が高い場所に付ければ短時間で強く香り、体温が低い場所に付ければ穏やかに香りが長持ちします。
また、下から上に向かって香りが広がるので、上半身に付けるか下半身に付けるかでも、香り方が変わってくるのです。体の部位ごとに香りがどのように広がるかを説明するので、好みの場所に香水を付けましょう。
髪の毛やうなじなど上半身につけると強く香る
自分でも香りを楽しみたい方におすすめなのが、髪の毛やうなじなど、上半身に香水を付ける方法。上半身は鼻に近いので、香りをダイレクトに感じることができます。
髪の毛に付けた場合は、髪が揺れるたびに香りが広がります。うなじの場合は、体温が高い場所なので香り成分が揮発しやすくなり、香りが強くなるのが特徴。髪の毛に付けた時は軽くふわっと香る感じになり、うなじの場合には濃い香りが広がるといった違いがあります。
腰や太ももなど下半身はほのかに香る
香りをほのかに感じさせたい場合には、腰や太ももなど下半身に付けるのがおすすめです。下半身に香水を付けた時には、すぐには香りが広がりませんが、徐々に香りが全身に広がっていきます。
迷ったら腰に付けてほのかに香らせよう!
香水を付ける場所に迷ったら、ウエストの横から背中にかけて付けるのがおすすめ。また、食事の席では必ず腰よりも下に付けるようにしてください。上半身に付けると香りが強くなり過ぎて、食事の邪魔をしてしまいます。
4.最適なタイミングで香水を付ける
香水は香りが変化していくものなので、香りの変化を逆算して、最も良いタイミングで好みの香りになるように調整して使うことが大切。タイミングがずれてしまうと香りが強すぎたり弱すぎたりして、本来の良さを発揮することができません。
付けた瞬間に香る成分と、数時間後になってから香りが出始める成分があるということを覚えておきましょう。
迷ったら人に会う30分前につけるのがベスト
香りは時間によって変化していくので、一番好きな香りに変化する頃に人に会うようにすると効果的に香水の力を発揮できます。
香水を付ける最適な時間は香水の種類などによって変わりますが、香水を出かける直前に付けるのはおすすめしません。香りが程よく体になじむまでに時間がかかるので、人に会う30分前くらいに付けるのがベストです。
香水をつける時の2つの注意点
香水は体に付けてから匂いが変化します。これは、体の皮脂などと香り成分が交じり合うからです。香水の良さを最大限に発揮するためには、体のケアもしっかりと行っておくことが大切。
また、香水は自分だけでなく周囲への影響が大きいおしゃれアイテム。周りに迷惑にならないよう配慮する必要があります。これからあげる注意点をよく守って、香水を上手に使えるようになってくださいね。
香水を使う上での注意点
1.清潔な体に使う
香水を使う時には、体を清潔にしておくのが基本。皮膚表面に汚れが付着していたり、皮脂が過剰に出ている状態だと、香り成分と混じって異臭を発してしまいます。
香水は清潔な体に付けることを前提に作られているので、汚れた皮膚に付けると本来の香りとは違った匂いになる可能性があるのです。不快な匂いになってしまわないよう、体をキレイにしてから香水を付けましょう。
【参考】男性におすすめのボディソープはこちら
2.マナー(TPO)を守る
香りのおしゃれはマナーを守ることが一番大事です。どれだけ良い香りだったとしても、香水を付けてはいけない場所があります。
レストラン、病院、葬儀は一般的にタブーとされているので注意してください。また、多くの人が集まる場所では、強い香りが苦手な人もいるので、迷惑にならないよう十分に配慮しましょう。
【年代別】男性におすすめの香水
香水の付け方は分かったけど、どの香水を選べばいいのか分からない…という方のために、年代別におすすめの香水をまとめました。
それぞれの年代ごとに、おすすめの香水を特集した別ページがありますので、そちらも合わせて参考にしてくださいね。
年代別におすすめの香水
10代におすすめ:ニコス スカルプチャーオム
ニコス スカルプチャーオムはコスパ最強のメンズ香水。パリに本拠地を構えるブランドで、本格的な香水にも関わらず2,000円程度の低価格を実現しています。
また、柑橘系とバニラの香りがほのかに香り、匂いが強すぎないのも特徴。強い香りが苦手な10代男性や、「どの香水を選んだら分からない…」という10代の方は、購入しやすい価格のニコス スカルプチャーオムを試してみてください。
20代におすすめ:カルバンクライン シーケーワン
カルバンクライン シーケーワンはユニセックスな香りで、男性だけでなく女性にも愛用者が多い香水です。クリーンでピュアな香りなので、20代の方にぴったり。
トップノートはパパイヤやベルガモットのフルーティで瑞々しいイメージ、ミドルノートで清々しいフローラル系に変化し、ラストでは色っぽさがプラス、と変化が大きい香水です。飽きがこない香りとしても人気で、1994年の発売からロングセラーを続けています。
30代におすすめ:イソップ タシット オードパルファム
30代の男性に使ってほしいのは、イソップ タシット オードパルファム。グリーン系の爽やかさのある香りなので、ビジネスシーンで使うこともできます。癖のない香りで万人受けすると評判になっており、香水初心者の方でも使いやすいのがメリット。
香りの持続時間が長く、朝付けてから夕方まで香りが残るので、長時間のお出かけにも向いています。柚子の香りから始まり、バジルのスパイシーな香りがプラスされるという個性が光る組み合わせ。爽やかさの中に色気を感じさせる香水です。
40代におすすめ:ブルガリ ブルー プールオム
セクシーだけどほっとさせてくれる安心感があると女性からの人気が高いのが、ブルガリ ブルー プールオム。深みのある香りなので、渋い男らしさがでてきた40代の男性に最適。
トップノートはジンジャーとカルダモンでクールな印象。徐々にタバコフラワーの香りが混じり込み、ラストノートはサンダルウッドで落ち着き感を醸し出します。
甘さ控えめな香りが男らしいと評判で、一般的なフローラル系の香りが苦手な人でも使うことができるでしょう。「予期せぬコントラスト」がテーマになっているので、意外性のある香りがミックスされているのが特徴です。
香水より簡単なボディクリームもおすすめ
香水の扱いに不安を感じる人は、香水よりも簡単なボディクリームを使ってみてください。ボディクリームなら全身からほのかな香りを立たせることが可能です。それに、香水のようにつけすぎて、香りが強くなりすぎる心配もありません。
ボディクリームの良さは、使い方が簡単なところ。香水のように特別なテクニックが必要ないので気軽にチャレンジしてください。
まとめ:香水の付け方を覚えてモテ男になろう
香水の付け方をはじめ、注意点や年代別におすすめの香水を紹介してきました。
今回紹介した内容を参考に、ぜひ香水の使い方を練習してみてください。香水の付け方をマスターすれば、あなたもモテ男の仲間入りです。
参考リンク:
今回紹介した香水以外から、おすすめの香水を選びたい…という方は以下を参考に。あらゆる香水を徹底比較して、おすすめの香水をランキング形式で紹介しています。