「口の匂いが気になる…」という男性におすすめなのが舌ブラシ。口臭の主な原因である舌苔(ぜったい)を除去することができます。
しかし、舌ブラシを買おうと思っても100均やドラックストアには数多くの商品があり、選ぶのも一苦労です。
そこで今回は、
- 舌ブラシの選び方
- おすすめの舌ブラシランキング
- 舌ブラシに関するよくある質問
などを徹底解説。舌ブラシの選び方がわからない方も、この記事を読めば自分にぴったりの舌ブラシを見つけられますよ!
口臭ブラシで得られる効果
- 口臭予防
- 虫歯・歯周病予防
- 風邪・感染症
舌ブラシを選ぶ3つのポイント
適当に舌ブラシを選んでしまうと、口臭予防ができないのはもちろのこと、舌を傷つける可能性があります。
間違った舌ブラシを購入しないためにも、ここでは正しい舌ブラシの選び方を3つ見ていきましょう。
舌ブラシを選ぶ3つのポイント
1.ブラシのタイプで選ぶ
舌ブラシのタイプは大きく分けるとブラシタイプ・ヘラタイプ・スポンジタイプの3種類。特徴や使える期間が異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
ブラシタイプ | ヘラタイプ | スポンジタイプ | |
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メリット | 舌の細かいケアができる | 滑らかな材質なので磨く際に痛くない | 舌の汚れを絡め取れる |
デメリット | 磨く際に痛みを伴うことがある | 表面の汚れしか取ることができない | 連続で使用すると衛生面に不安がある |
舌苔除去力 | ◯ | △ | ◎ |
使える期間 | 1〜2ヵ月 | 半年〜1年(熱湯消毒時) | 1日〜2日/使い捨て |
他にもブラシタイプとヘラタイプの特徴をもつハイブリッド型も存在。舌の磨き方に応じて使い方を分けられるのでおすすめですよ。
おすすめの人
- ブラシタイプ→細かい汚れまでケアしたい人
- ヘラタイプ→表面の汚れを綺麗にしたい人
- スポンジタイプ→口に負荷なく汚れを取りたい人
- ハイブリッドタイプ→舌ブラシを使い分けたい人
2.素材で選ぶ
舌ブラシを使うときは、舌にブラシが沿うようにする必要があります。そのためには、柄のしなりや持ちやすさが大切です。
柄のしなりがないと舌の奥の汚れを除去できず、舌に負担がかかりえずくことが多くなります。舌ブラシを使うたびにえずいては舌磨きをする意欲も低下するので、しなりは重要ですね。
また、柄が持ちにくいと腕に強い負荷がかかります。毎日使うものなので持ちやすい形状の方が快適に、磨き残しもなくなりますよ。
持ちやすさを選ぶポイント
- 素材が合成樹脂であることを確認する
- 口コミをチェックする
3.長さで選ぶ
舌苔は舌の奥に溜まっています。そのため、舌ブラシの長さが不十分だと汚れを取り切ることができません。
無理に短い舌ブラシを奥に当てると嘔吐反射が発生して、むせたり・えずいたりする可能性が高くなります。
また、日本人の舌(口からでる舌の長さ)の長さは平均は7cm前後と言われているので、 柄も含めて16〜20cm程度の長さがある物を選びましょう。参考:コトバンク
おすすめ舌ブラシランキング12選
ここからはおすすめの舌ブラシをランキング形式で紹介します。それぞれの舌ブラシの特徴を確認して、自分に合ったものを選びましょう。
1位:やさしい舌ブラシ

費用 | 500円 |
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タイプ | ハイブリッド型 |
長さ | 23cm |
素材 | ポリプロピレン・ナイロン・SBC |
ブラッシングとかき出しのダブルアクションで舌の汚れを効果的に除去できる「やさしい舌ブラシ」。柔らかいブラシで汚れを浮かせ、右柔らかいラバーでかき取るので、舌を傷つけることなく舌苔や食べかす等の汚れを落とせます。
また、15度の角度をつけたアングルネック設計&歯科医師による持ちやすいハンドル設計になっているので、初めて使う方でも安定して舌を磨くことができ、安心です。
ブラシ部分は抗菌フィラメントを使用しているので衛生的に使うことができますよ。
2位:舌ブラシ W-1 (ダブルワン)

費用 | 339円 |
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タイプ | ブラシタイプ |
長さ | 約20㎝ |
素材 | MBS樹脂・ナイロン |
舌に優しく、しっかりと汚れを除去できる「舌ブラシ W-1 (ダブルワン) 」。極細ナイロン素材をランダムに編んだ構造になっており、舌の汚れや舌苔を優しく絡めとってくれます。
さらに毛の柔らかいソフトタイプなので舌を傷つけることがありません。
両面仕様タイプで凸面を舌の表面に、凹面を舌の側面に当てることで舌の形状にしっかりフィット。ブラシを何度も往復させなくても舌全体を効果的に磨くことができますよ。
3位:ケアレッシュ 舌クリーナー

費用 | 580円 |
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タイプ | ハイブリッド型 |
長さ | 10mm |
素材 | ポリプロピレン・エラストマー |
両面タイプの2WAYヘッドが特徴の「ケアレッシュ 舌クリーナー」。ブラシ面で汚れをかき出し、クリーナー面ですくい取ることで舌の汚れをきちんと落とすことができます。
ブラシとクリーナーを別の面に配置することで舌に触れる面積が広くなっているので、短時間で効果的に舌をクリーニングすることが可能。
ブラシ面・クリーナー面共にエラストマー素材なので水洗いで簡単に汚れを落とすことができ、衛生面でも安心です。
4位:グランツ 舌クリーナー

費用 | 612円 |
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タイプ | ハイブリッド型 |
長さ | 不明 |
素材 | ポリプロピレン・EPDM・ナイロン |
3枚のラバーヘラ&高密度の極細毛ブラシの二重構造ヘッドが特徴の「グランツ 舌クリーナー」。3枚のラバーへラで隙間の汚れをしっかりかき出し、高密極細毛で優しく除去するので舌を傷つけず簡単にきれいにすることができます。
ブラシ部分はドーム型のカットになっているので舌のくぼみにぴったりフィット。軽く引くだけできちんと汚れを落とせます。
ネック部分はしなる作りになっており、余計な力がかかりにくいのでえずくことなく快適にブラッシングができるのもうれしいですね。
5位:NONIO(ノニオ) 舌クリーナー

費用 | 268円 |
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タイプ | ブラシタイプ |
長さ | 約22㎝ |
素材 | ポリプロピレン・ナイロン |
柔らかい毛束で舌に優しく、ソフトな磨き心地が魅力の「NONIO(ノニオ) 舌クリーナー」。高密度の毛束で磨くことで浮かせた汚れをラバー・スクレーパーがしっかりキャッチ。汚れを無理なくごっそり落とすことができます。
ヘッドが小さいので口内で動かしやすく、使いやすいという点も人気の秘密でしょう。
汚れを落としやすくしてくれる専用のクリーニング剤「NONIO 舌専用クリーニングジェル」と併せて使うとより効果的にクリーニングできますよ。
6位:リクープ 舌ブラシ グリーン

費用 | 344円 |
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タイプ | ブラシタイプ |
長さ | 17cm |
素材 | ポリプロピレン・ナイロン |
超極細毛で舌を傷つけずに磨ける「リクープ 舌ブラシ グリーン」。とても柔らかい毛で舌あたりが優しいのが特徴です。
丸みを帯びた独自のRカット植毛で舌の表面にぴったりフィットし、効果的に食べかすや舌苔を取り除くことができます。
グリップが軽いので疲れにくく、大きな指あてが付いていて握りやすいので使いやすさも抜群ですよ。
7位:ソフト舌クリーナー 舌も! キレイ

費用 | 540円 |
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タイプ | ヘラタイプ |
長さ | 12.7cm |
素材 | TPE |
しなやかなつくりで無理な力を入れずに磨ける「ソフト舌クリーナー 舌も! キレイ」。独自の3枚ブレード構造になっており、1枚目のブレードでヒダの方向をそろえてから2枚目、3枚目のブレードで汚れをかき取ります。
柄はやや短めですがえずくようなこともなく、快適に舌磨きができます。
専用ケース付きで持ち運びにも便利。また、本体・ケース共に抗菌剤を配合しているので衛生面でも安心です。
8位:マウスピュア 口腔ケアスポンジ

費用 | 1,374円(50本入り) |
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タイプ | スポンジタイプ |
長さ | 15㎝ |
素材 | 紙・ウレタン |
個包装で使い捨てに便利な「マウスピュア 口腔ケアスポンジ」。柄の部分は紙でできているので弾力性や耐久性はありませんが、その分リーズナブルな価格が魅力の舌ブラシです。
スポンジ部分は絶妙な溝のある桜型の形状が特徴的。凸部ですくい取った汚れが凹部に入り込む仕組みになっているので簡単かつ効果的に舌の汚れを除去できます。
食品衛生法に適合した素材で作られているので安心して使うことができますよ。
9位:コケとっと舌クリーナー

費用 | 1,199円 |
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タイプ | ヘラタイプ |
長さ | 18cm |
素材 | チタン |
金属製でコストパフォーマンスに優れた「コケとっと舌クリーナー」。簡単なお手入れだけで半永久的に使うことができるというコストパフォーマンスの高さが魅力です。
チタンなので軽くて使いやすく、金属アレルギーの心配もありません。
独自の形状で、舌の上で軽く引くだけで気になる汚れをしっかり落とすことができます。また、シンプルなデザインなので本体に汚れが付きにくいという点もメリットですよ。
10位:アズワン プロシェア口腔ケアスポンジ

費用 | 1,967円(50本入り) |
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タイプ | スポンジタイプ |
長さ | 15cm |
素材 | ウレタン・ポリプロピレン |
柔らかいスポンジで舌を傷つけることなく汚れを除去できる「アズワン プロシェア口腔ケアスポンジ」。ブラシ部分は星形、花形など様々な形状があり、使う方の好みで選ぶことができるのも魅力です。
柄の部分は程よいしなりのあるプラスチック製なので、舌に負担をかけることなく奥までしっかりきれいにすることができます。また、マッサージ効果が期待できるというメリットもあります。
個包装なので衛生面でも安心ですし、持ち運びにも便利ですよ。
11位:無印良品 舌用クリーナー

費用 | 490円 |
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タイプ | ヘラタイプ |
長さ | 不明 |
素材 | ポリプロピレン・熱可塑性エラストマー |
シンプルなモノトーンでデザイン性にも優れた「無印良品 舌用クリーナー」。小さくて軽いので持ち運びにも便利です。
持ち手はかたいポリプロピレンで持ちやすく、ヘッドはやわらかいエラストマーを採用しているので舌を傷つけることなく効果的に磨くことができます。
優しくこするだけでOKなので痛みもなく、快適に使える舌ブラシですよ。amazonでの取り扱いはなく、市販されている商品です。

12位:Ci スポンジブラシ クローバー

費用 | 1,188円(50本入り) |
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タイプ | スポンジタイプ |
長さ | 16.8cm |
素材 | ウレタン・プラスチック |
弾力がありきめの細かいスポンジで舌にしっとり優しい使い心地の「Ci スポンジブラシ クローバー」。ブラシは凸凹が大きい四葉のクローバー型になっており、舌の汚れをしっかりと取り除くことができます。
柄の部分は太めのハンドルになっているので持ちやすく、しっかりと握れるので手が疲れにくいです。
今回紹介したスポンジタイプの舌ブラシの中では一番リーズナブルなので、価格を気にせず使いたい方に特におすすめです。
舌ブラシの関するQ&A
最後に舌ブラシに関するよくある質問をまとめたので、参考にしてください。
Q1:舌ブラシの使い方がよくわかりません
A:舌の奥から手前へ撫でるよう磨きましょう
- 舌の奥までブラシをいれて引くようにブラシを動かしましょう。
- 次に舌の左右を撫でるように舌の奥から動かしましょう。
上記の磨き方を3〜5回繰り返し行えば終了。注意点は、えずく可能性があるので前から奥にブラシを動かさないことです。
解説を見てもよく分からないと感じた方は、以下の動画を参考にしてください。
Q2:歯ブラシで舌を磨いてはいけないんですか?
A:しない方が良いです
舌には味を感じ取る味蕾(みらい)と呼ばれる感覚器があります。歯ブラシのように毛先が硬いものは、味蕾を傷つける可能性があるので舌磨きには適切ではありません。
また、歯ブラシで舌を磨こうとすると余計な力が入ってしまい、汚れを表面に押し付けてしまう可能性があります。
Q3:舌ブラシの替え時はいつ?
A:舌ブラシの交換は約1ヶ月が目安です
歯ブラシと同様に1か月を目安に交換すると、衛生的に使用することができます。
まとめ:舌ブラシで口臭対策をしよう
今回はおすすめの舌ブラシについて紹介していきました。自分にぴったりの舌ブラシは見つかりましたか?
初めにも説明しましたが、口臭の原因の約60%は舌に発生している舌苔。口臭で悩んでいる方は舌ブラシで手入れをすることで臭いが劇的に改善されます。
そのため、臭いケアで悩んでいる男性は自分にぴっったりの舌ブラシを見つけて、口臭対策を済ませましょう。
参考リンク
口臭対策を万全にしたい…という方は、以下を参考に。口臭対策にぴったりの歯磨きごを紹介しています。
