「髭剃りをすると肌が荒れる…」
「どうにかして髭剃りの肌荒れを防ぎたい…」
男性にとって欠かすことのできない「日々の髭剃り」。髭剃りは思っている以上に肌を傷つけていて、口周りのニキビやカミソリ負けなどの原因になります。
できるだけ髭剃りによる肌の負担を減らしたいと悩んでいる男性のために、この記事では、
- 髭剃りで肌荒れをする原因
- 肌荒れを防ぐ正しいシェービング方法
- 肌荒れをしてしまった場合の対処法
などを紹介していきます。
正しい知識を知り、口回りのニキビやカミソリ負けの悩みを解消しましょう!
目次
髭剃りで肌荒れになる原因
髭剃りによる肌荒れの原因と予防方法を知るために、まずは肌の仕組みを理解しましょう。
正常な時の皮膚の表面は皮脂膜と角質層で覆われていて、肌を潤った状態にキープしたり空気中の汚れや細菌からガードしています。
しかし、髭剃りを行うと、肌のバリアを果たしている皮脂膜と角質層を削り取りダメージを受けた状態に。
その結果、肌が乾燥してカサカサしたりヒリヒリと傷んでしまいます。さらに、細菌の侵入を許すことでニキビや炎症の原因にもなり、肌荒れがひどくなっていくのです。
髭剃りのダメージは0にできる?
残念ながら、髭剃りを行えば必ずダメージを受けてしまいます。肌荒れを防ぐために、髭剃りによるダメージをどれだけ軽減できるかが重要です。
また、髭を永久脱毛することで髭剃りを全くしないようにするのも効果的。髭の永久脱毛に関しては「髭脱毛のおすすめクリニック・サロン」で詳しく解説しています。
髭剃りによる肌荒れを防ぐシェービング方法
髭剃りによる肌荒れを防ぐために、肌への負担が少ないシェービング方法をマスターしましょう。
髭剃りによる肌荒れを防ぐシェービング方法
1.ぬるま湯で顔を流す
髭を剃る前にぬるま湯で顔を流し、肌と髭を濡らしましょう。
乾燥した肌は傷つきやすいため、肌を濡らして肌荒れのリスクを減らすことが重要です。さらに、毛穴が開いて髭を深剃りしやすくなりますよ。
また、乾燥状態の髭は銅線と同じくらい硬いため、カミソリやシェーバーの刃が髭に引っかかり肌への負担が大きくなってしまいます。
ぬるま湯で髭を柔らかくしてから剃ることで肌の負担が激減しますよ。
熱いお湯を使うのはNG!
顔を流す時は37~38度のぬるま湯がベスト。熱すぎるお湯は肌の乾燥につながるため逆効果になってしまいます。
2.シェービング剤を使う
ぬるま湯で髭を柔らかくしたら、次はシェービング剤をつけましょう。
シェービング剤は、カミソリやシェーバーと肌の間の摩擦を軽減してくれる役割があります。T字カミソリ、電気シェーバーに関わらずシェービング剤を使うようにしてください。
シェービング剤には「ジェルタイプ」や「フォームタイプ」の大きく2種類がありますが、肌荒れ対策には泡がクッションになって肌への負担を減らしてくれるフォームタイプおすすめ。
1本500円前後で購入できるので必ず1本は持っておきましょう。
3.毛の流れに沿って剃る
T字カミソリと電気シェーバーによって肌荒れしない剃り方は異なります。
◆T字カミソリ
深剃りができる逆剃りを好む方も多いですが、「順剃り→逆剃り」の手順を守りましょう。T字カミソリの逆剃りは肌へのダメージが大きいので、ここぞという場所以外は基本的に使わないようにしましょう。
◆電気シェーバー
電気シェーバーは逆剃りで剃れる仕組みなので、基本的に逆剃りをしていきましょう。肌荒れを防ぐポイントは「シェーバーを肌に対して垂直に当てる」ということ。剃り残しがないように鏡を見ながら剃りましょう。
4.化粧水で保湿ケアする
髭を剃り終わったらシェービングフォームを洗い流し、最後に肌を保湿しましょう。
冒頭で説明した通り、髭剃りをすると少なからず肌の角質層が傷つき肌が乾燥します。肌が乾燥したまま放置すると肌荒れを起こしてしまうため、髭剃りの後は化粧水やオールインワンジェルを使うようにしましょう。
髭剃りの後にスキンケアをするかどうかで肌の状態が大きく変わってきますよ。
【参考】髭剃り後に使いたいおすすめの化粧水
【参考】メンズにおすすめのオールインワン化粧品
髭剃りで肌荒れしないために守るべき2つの注意点
髭剃りで肌荒れをしないために注意しておきたいポイントについて紹介します。
正しいシェービング方法を行っても肌荒れを繰り返してしまう人は、ここで紹介する内容を確認してください。
髭剃りの肌荒れしないための注意点
1.不衛生な電気シェーバーやカミソリを使わない
髭剃りによる肌荒れは、カミソリや電気シェーバーについた細菌も大きな原因の1つです。髭剃りで傷ついた肌の隙間から細菌が入り込んで炎症を起こす可能性もあります。
また、電気シェーバーやカミソリは使っているうちに切れ味が悪くなって肌へのダメージが増えてしまいます。カミソリや電気シェーバーはお手入れをしっかりして、清潔な状態を保ちましょう。
◆カミソリ&電気シェーバーのお手入れ方法
髭剃り後はしっかりと水で洗い流し、しっかりと乾燥させましょう。お風呂場に放置はNG。湿度の高いお風呂場に放置すると雑菌が繁殖してしまいます。
また、カミソリの刃は定期的に交換し、劣化した刃を使い続けないようにしましょう。交換の目安としては、
- カミソリの刃:2週間に1度
- 電気シェーバーの刃:1年〜1年半に1度
を目安に交換しましょう。
また、電気シェーバーは定期的にシェーバーオイルを使ってお手入れしてください。菌の繁殖を防ぐことにつながりますよ。
【参考】定期的に新しいカミソリ&シェーバーに買い替えよう
2.T字カミソリで肌荒れする人は電気シェーバーを使う
普段T字カミソリを使っていて肌荒れしてしまう…という方は、電気シェーバーにするのがおすすめです。
髭剃りで肌荒れを起こさないためには、とにかく肌へのダメージを抑えることが大切。電気シェーバーよりもT字カミソリの方が肌に負担になるため、肌荒れ対策には電気シェーバーを使うようにしましょう。
T字カミソリの方がダメージが大きい理由
電気シェーバーは外刃と内刃の2重構造で、外刃だけを肌に押し当てて、髭を引き上げてカットしていきます。切れる部分が直接肌に当たらないので、ダメージが少ないのです。
一方のT字カミソリは、切れる部分の刃が直接肌に当たるため、肌を傷つけやすく、肌荒れになりやすいのです。
電気シェーバーは、安いものなら5000円以下でも購入できるので、この機会にひとつ持っておくと重宝しますよ!
【参考】5000円以下の安くておすすめの電気シェーバー
髭剃りで出血してしまった時の対処法
髭剃りで出血してしまった場合は、殺菌作用や止血効果のある「オロナイン」を使うのがおすすめです。
放っておいても大抵の場合は治りますが、シミになってしまう場合もあるのできちんと治しましょう。
ドラッグストアやスーパーなどで手軽に購入できるので、応急処置用に持っておくと便利ですよ。
まとめ:正しいシェービングで髭剃りの肌荒れを防ごう!
髭剃りで肌荒れができる原因と対処法について解説しました。
正しいシェービングを行うことで肌への負担を減らして、肌荒れを防ぎましょう。また、カミソリや電気シェーバーは衛生的に管理することも忘れないようにしてくださいね。
そして、しっかり注意していても髭剃りで肌荒れを起こしてしまう人はヒゲ脱毛をするのがおすすめ。
最近は格安でヒゲ脱毛ができるクリニックもあるので、検討してみてくださいね。
参考リンク:
肌荒れを防ぐためには、スキンケアの基本も知っておくのが重要。下記ページでメンズスキンケアについてまとめているので、参考にしてくださいね。